あかだは、米の粉を湯で練って団子状にしたものを、
胡麻油で揚げた一種の油菓子である。
砂糖や甘味料は一切用いないのが特徴。名称の起源は、
弘法大師が神前に備えたのが始まりでこれを「あかだんご」と称してこれが縮まったとも、
サンスクリット語の「アギャッダ」から来ているともいわれる。
江戸時代以前から作られており、
唐菓子もしくはその技法が応用されたのではないかと考えられる。古くは一種の
薬品として病人に用いられたともいわれ、
太平洋戦争終結後の食糧難時代には
代用食として好まれたともいわれる。
両製品とも相当な歯応えがあるが、現在でも津島神社のお土産として売られている。戦前から戦後は多くの菓子店が作っていたが、嗜好の変化や人材不足などから現在は3軒が作っているのみである。