電気あんかは、比較的簡単な部品・工程で製造できるため、昔は様々な小企業が独自に製造した電気あんかが安値で売られ、全国的に出回っていた。しかし
1967年末、
広島市にあった
七福商事という会社が製造、販売した電気あんかが発火、ボヤをおこす事件が発生し、調査の結果、この会社が、他の倒産した電気商から売れ残った廃品を買い取り、それを空き
缶や可燃性の
スポンジなどと組み合わせて作られた粗末な構造だった上、温度
ヒューズの未設置、
通産省に未登録の工場で生産していたこと、
型式認可を取得していなかったこと、更に、関係の無い
東芝のマークのついた袋で販売していたことなどが発覚し、
電気用品取締法違反や
詐欺罪などで摘発された。これをきっかけに、全国的に電気製品に対する規制の強化が始まった。