北半球一帯とオーストラリアに広く分布している。
湿地やあぜ道、
休耕田など
土壌水分の多い場所に自生し、半ば水につかっていることもある湿地性植物である。高さは30cmほど。茎は泥の中や表面を横に這い、あちこちから葉を伸ばす。葉は
二回羽状複葉、小葉は菱形様。全体的に柔らかく黄緑色であるが、冬には赤っぽく色づくこともある。花期は7〜8月。やや高く茎を伸ばし、その先端に
傘状花序をつける。個々の花は小さく、花弁も見えないほどであるがまとまった姿は白く、楚々として美しい。
野外で採取する場合、小川のそばや水田周辺の水路沿いなどで見られる。ただしよく似ていて有毒な
ドクゼリとの区別に配慮が必要である。ドクゼリは匍匐しないので区別できる。また、
キツネノボタンも一緒に生える毒草である。葉が細かく裂けないので区別できるが、個々の小葉だけを取ると似ているので間違えるおそれがある。