この現象は、
植物細胞における細胞膜の存在を示す現象でもある。動物細胞は、細胞膜のみにつつまれているが、植物細胞は細胞壁につつまれている。細胞膜自身は、
光学顕微鏡では確認できない。そのため、古くは、植物に於ける細胞壁を植物の細胞膜と呼んだことがある。動物細胞は薄い細胞膜でつつまれ、植物の細胞膜は分厚いと。そして、原形質分離によって、植物の細胞膜(細胞壁)の下に、もう一つ薄い膜があって、それが
原形質の表面を覆っているのだと考え、これを
原形質膜と呼んだ。現在ではこれが植物の細胞膜であると見直され、動物・植物共に共通にごく薄い細胞膜につつまれているとの判断である。